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約束のチーズケーキ

ケーキに込めた想い

 「DEAR 真由子 それからそれからチーズケーキな……チーズになるかと思う位すっごいの喰おうな hide」

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  1996年、娘の真由子は骨髄移植の手術後、危篤に陥りました。
その際、親交のあったX-JAPANのギタリストのhideさんが東海大病院の無菌室に来て残してくれた文です。

 真由子とhideさんの交流は95年のX-japanの大晦日ライブの日からです。
娘は小学生のころ「GM1ガングリオシドーシス」と診断されました。先天性代謝異常のひとつで世界23例目の難病です。
思うように動けず、それでも娘は病気の理解に努め、立ち向かっていました。
心の支えはX-japan、hideさんでした。

 hideさんと会えたのは難病の子どもの夢を叶える「メイク・ア・ウイッシュ」の支援でした。
hideさんから他のメンバーに「おれのダチ」と紹介してもらい、その後、hideさんが亡くなるまで電話やメールでやりとりが続きました。

 文章に「チーズケーキ喰おうな」とあるのはhideさんの思いやりです。
術後3年は免疫が低下し、火の通った物しか食べることができません。生クリームも無理です。
hideさんは娘が良くなるのを祈りチーズケーキと書いてくれたのです。

 98年にhideさんが亡くなった時の娘のショックは相当でした。
しかし、分かったこともありました。hideさんはお酒を飲む前、練習をする前、必ず娘の病状を友人やメンバーに話してくれていたのです。
だから、本当に多くの方が娘に声をかけてくれました。

 2005年に中ぶらくり丁にレモネードカフェを開き、そのチーズケーキをメーンメニューの一つにしました。
娘もパソコンを使い仕事を手伝ってくれました。今日できることは明日にしない。そんな仕事ぶりで、身体を斜めにしパソコンに食らいついている日もありました。
明日はないかもしれない、と思い過ごしていたのです。

 真由子は2009年、28歳で永眠しました。
私たち夫婦は娘の棺にhideさんから頂いた万華鏡とチーズケーキを入れました。

「一緒にチーズケーキを食べる約束。この世では果たせなかったけれど一緒に向こうで食べなよ」

と声をかけました。

その後、チーズケーキを「約束のチーズケーキ」と名づけました。
お客さんには美味しく食べて欲しい。
そして懸命に生きた真由子とhideさんが仲良く食べていて欲しい。そんな思いを込め、毎日、作っています。

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